善光寺表参道大門町ZENKOJI OMOTESANDO DAIMONCHO

 
玉屋 長野大門

住所 長野市大門町508-1
TEL 026-213-7003
メール nagano-daimon@tanzawa-net.co.jp
URL http://www.tanzawa-net.co.jp/
営業時間 9:30~17:30
定休日 無休

天然石、とんぼ玉のアクセサリーや天然石雑貨を豊富に揃えた専門店。多彩なデザイン、手頃な価格で、幅広い年代層が楽しめ、プレゼントにもおすすめ。無料の「守護石調べ」など、あなたにぴったりの天然石を見つけるサービスも。オリジナルとんぼ玉「深海ブルー」も人気です。

様々な天然石や当社オリジナルの人気商品「深海ブルーとんぼ玉」を使用したアクセサリーやストラップ等、多くのお客様に喜んでいただけるよう、豊富なデザインで取り揃えております。ぜひ気軽にお立ち寄りください。


〔2024.10.07〕
最新のイベント情報はありません。

老舗茶舗が大正末期に建てた
蔵づくりの建物を活用
[旧 喜多の園 建物]

 「玉屋 長野大門」の場所には、現在は善光寺近くに本店がある茶舗「喜多の園」があった。
 「喜多の園」の創業は、ペリー来航と同年の嘉永6年(1853年)。創業当時、誰読むとも知れず『梅咲くや千里に薫る喜多の園』という句が人づてに伝わり、香りの良いお茶が評判を呼んだ。店頭に掲げた「御茶処」の看板は、創業当主で初代の小笠原平作が考案。文字は著名な書家・柳田正斎、七福神などを画家・小白山人が描き、彫刻は妻科の宮大工・山崎喜作が彫り上げた。

大正13年頃の喜多の園。創業当時の建築の風格をあらわした店頭。「喜多迺園」と書かれた看板は長三州の手による

 明治41年、長野市で開催された「一府十県連合共進会(当時の博覧会)」で製品が一等賞金牌を授与されたのを機に、喜多の園の茶はさらに広く知れ渡った。大正13年には中央通り拡張に伴い店舗を新築。昭和7年の創業80周年記念祝売も大盛況で、喜多の園は長野県内屈指の茶舗に。戦後は長野市内に直営店6店を構えた。

昭和の頃の大門町本店。創業当時からの「御銘茶」の看板が存在感を放つ

 しかし平成へと移り変わる時代のなか、緑茶の需要が減り、業務を縮小。平成18年に本店を元善町に移し、平成20年には東京・文京区に千駄木店を開店させた。

七福神や竜ほか、毘沙門天が茶を点てる姿も彫り込まれた「御茶処」の看板。現在は長野市立博物館に預けられている

 老舗茶舗ならではの重厚な建物を活かした天然石アクセサリーショップ「玉屋 長野大門」は、平成20年にオープン。そのデザインは、和風やアンティーク調に、現代のエッセンスを取り入れた品が多く、歴史ある空間が天然石のきらめきを際立たせている。

現在は、天然石のアクセサリー店「玉屋 長野大門」に。重厚な造りが目をひく店舗

▲ PAGE TOP