善光寺表参道大門町ZENKOJI OMOTESANDO DAIMONCHO

 
信州の手仕事 武井工芸店

住所 長野市大門町512
TEL 026-232-4111
URL http://www.yayoiza.jp
営業時間 9:00~18:30
定休日 なし

明治26年(1892年)の創業以来、木彫をはじめ陶器、漆器、和紙、竹など、信州を中心とした心のこもった美しいものをご紹介しております。「ギャラリー信濃文化倶楽部」の空間や展示では、作り手とお客様を結ぶ場を提供しております。

日常の中でゆっくり語ってみたり、くつろいでみたり、自分が「ほっとするもの」を相手にしたり…。それが武井工芸店の願いであり、商品です。


〔2017.12.12〕
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農民美術運動とも関わり深い
蔵造りの工芸店&ギャラリー

 武井工芸店は、明治26年に現在の場所で「武井出世堂」として創業した。

 大正末期、洋画家の山本鼎らが、農閑期の副業として木彫工芸品を生産し、農村の振興を目指す「農民美術運動」を提唱。上田市に「日本農民美術研究所」が設立され、木彫作品の生産が始まると、武井出世堂は「長野県農民美術連合会」の指定販売店として、作品の販売ほか作家の支援も行った。三代目の武井富八郎が店主を務める店は、山本鼎や倉田白羊、中村實、中村直人ら、作家たちが集う場でもあった。

昭和初期の店頭の様子。右から2番目が、農民美術運動に熱心に関わった店主・武井富八郎

 昭和20年には店名を「武井工芸店」と改称。木彫をはじめ、陶芸・漆器・和紙など、信州ほか各地の手仕事の品を中心に、日々の暮らしを彩る品々を販売している。また、質の高い作品を紹介する場を設けたいと、平成元年には、店舗奥にギャラリー「信濃文化倶楽部」をオープンさせた。

大正12年の「武井出世堂(当時)」の店舗。中央通りの拡幅に伴い、洋風の「看板建築」に建て替えられた

 この建物は、もともと大門町に隣接する西町で大正から昭和20年頃まで使われていた繊維問屋の土蔵。所有者の善光寺大本願から譲りうけて移築し、天井の梁やナマコ壁、漆喰壁などを改修して、店鋪から続く2階建てのギャラリーへと再生。「信濃文化倶楽部」と命名した。

姉妹店「門前茶寮 彌生座」の2階は「農民美術館」となっている。貴重な作家作品を保存・展示中で、見学も可能

 翌年の平成2年には、店頭も蔵造りの町並みに合うように改修。いずれも民家再生で高く評価される建築家・降幡広信氏が手掛けている。さらに平成7年には、壊される予定だった古い商家を再生活用させ、大本願南門前に「門前茶寮 彌生座」をオープン。創作郷土料理を通じて、食卓やインテリアに手仕事の器や工芸品を取り入れる楽しみを提案している。

平成2年、門前町らしい建物へとリニューアル。平成3年には長野市都市景観賞を受賞

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