善光寺表参道大門町ZENKOJI OMOTESANDO DAIMONCHO

 
長野西澤書店

住所 長野市大門町66-1
TEL 026-233-3185
URL http://www.nishizawa-book.co.jp/
営業時間 9:00~19:00
定休日 無休

書籍・雑誌だけでなく、国唯一の広報誌である官報販売所として、また教科書取次店として、年中無休で営業しています。マンツーマンが基本コースとなるピアノ教室では、子供から大人までレベルに合わせたレッスンが受けれます。

善光寺のお膝元に位置する大門町で教育文化の発信元として、地域文化に根付き、お客様に親しまれる書店作りを目指しております。特に、学参、政府刊行物、その他専門書の品揃えには自信をもってお客様にお薦めしております。本が好きな方もそうでない方も、お探しの本がありましたらお気軽にご来店下さい。


〔2017.12.12〕
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江戸時代に善光寺案内図を販売。
明治期から教科書や官報も扱う

 「西澤書店」の先祖は、江戸時代、現在よりも善光寺に近い場所に戸板を並べ、書物を販売していたと伝えられる。江戸末期の安政年間(1854~60年)には店舗を構え、独自の出版物も含め販売していた。「善光寺の参拝客向け案内図を摺って販売していたようです」と当代の代表取締役社長・西澤基喜さん。木版印刷の『信濃国善光寺略図』は原版が今もあり、当時の屋号「松葉軒(しょうようけん) 長谷屋九左衛門」が記されている。

参拝客向けの木版地図『信濃国善光寺略図』。西澤書店の前身である「松葉軒(しょうようけん) 長谷屋九左衛門」が江戸末期に発行していた

 過去帳によると、江戸末期〜明治期に松葉軒長谷屋を営業していたのは、家系で11代目にあたる西澤喜太郎氏。明治時代には長野県の教科書の出版および販売や、官報も取扱い始めた。
 明治中期以降、娘婿で二世 喜太郎を襲名した12代目は、不動産などの合資会社も経営し、農工銀行の頭取も務めた。官報などは、親戚筋の西澤活版所が印刷、『松葉軒書房』として西澤書店が発行。また、万年筆や、ヤマハピアノ(当時の日本楽器製造株式会社)など、最先端の商品も扱った。

大正時代の西澤書店。店頭で本を選ぶ人たちの姿や、「パイロット万年筆」の看板も見える

 書店の経営は、娘婿で書店の家系で数えると13代目のとなった西澤賢吾に移行。社名も「西澤書店」となり、大正15年には株式会社化。官報、教科書、雑誌、書籍ほか、学校向けの運動具や文具など、店売りだけでなく、外商営業も盛んで、住み込みの従業員も数多かった。また、のれん分けする形式で、長野県各地に複数の「西澤書店」が開業。現在も、独立経営の「西澤書店」がある。

写真は明治26年発行の書籍

 100坪弱の広さの店舗は、大正14年の竣工。改装を繰り返し、現在も利用されている。特に充実しているのが、地域出版物のコーナー。観光向けガイドブックほか、善光寺関連を中心に、多分野を取り揃える。書籍を通じて、善光寺や地元の情報発信を大切にしている点は、江戸時代から今も変わらない。

大正14年に建てられた建物は、改装を重ねながら今も健在

参考資料

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